グヤトーンのバイオリンベースです。大きなGロゴから60年代末から70年頃のモデルと考えられます。初期ビートルズのカバーをするならバイオリンベースはぜひとも手に入れておきたいもの。「all my loving」弾いてみたら楽しいです。ピアプロでは「ギターの親父」として、指、ピック、スラップで試奏してみました。金属パーツにメッキ浮きなどはなく、50年前の製造とは思えないくらいに状態が良いです。一度各パーツを分解し、金属パーツはピカールで磨き、ネックもフレットをピカールで研磨し指板はオイルで磨いています。ネックも状態は悪くなく、最終フレットを押さえた状態で12フレット部分にわずかに隙間ができる程度で弾きやすいコンディションです。フレットは5~6割残っているという感じで演奏上の問題は感じませんでした。入手時点でフロントピックアップの音が出なかったのですが、PU内のエナメル線からの配線が断線していたので2000番の紙やすりでエナメルを剥いて配線し直して復旧しました。また、シールドに触るとブーブー言って音が出なかったので、アウトプットジャックを新品に交換しました。ボディにいくつか打痕がありますが、塗装のハゲはありません。ボリューム、トーンにガリはありません。弦高とオクターブチューニング済み。ケースは付属しません。