62/63のモデルの通り、1962年の中期から1963年頃のストラトキャスターを基にしております。
指板のローズウッドがラウンドボード貼りとなっている点や、12F上の間隔の広いポジションマーク、ねじ止めの位置などが特徴です。
追い柾目のネック材や、コンパウンドラディアス指板などモダンな仕様もちりばめられております。
ピックアップにはHand-Wound 60/63 Shingle Coilを搭載しており、抜けが良くストラト特有のトレブリーなサウンドに絶妙にマッチングしております。
ネックシェイプはやや薄めですが、ハイポジションはしっかりとした厚みでバランスが良く仕上げられております。
この辺りはカスタムショップならではの仕上げで、こだわりが感じられるポイントです。
ジャーニーマンレリックは美しい仕上がりで、ウェザーチェックは正に芸術です。
重量は約3.55kgです。

昨年購入いたしましたが、さほど気に入ることはなく弾き倒してもおりませんので美品の部類ですが、元がレリック加工のためご理解いただけると幸いです。
去年の購入時には同じモデルがカラー違いも含めて何本もありましたが、1番鳴りの良い個体を吟味した結果選んだため、個体差としてもかなり良い部類だと思います。
音の鋭さ、スピード感はさすがカスタムショップといったところです。
フレットの減りも感じられず、ネックはストレートでトラスロッドにも余裕がございます。（2023年 5月 18日 20時 51分 追加）当方、他にも高級ギターを所有しておりますので加湿器、除湿器を用いた湿度管理、ラッカー塗装への細心のケア、指板のオイルケア等入念に行っておりました。